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Die Schöne und das Biest

ちょっと日がたってしまいましたが、Die Schöne und das Biestの2幕の感想というか、ハンガリー版との比較?を書いていきます。(しかも超ハンガリーびいきで書いてますので、ドイツ版が好きな方は読まないほうがいいと思います。)

2幕の始まりは、お城から逃げ出したベルが森の中で狼に襲われてそれを野獣が助ける!シーンです。
特に両者違いは無いのですが、ドイツ版は1幕でも書いたように、狼が踊る!(うーん、変だ)

怪我した野獣を支えつつ(大きさが大分違うのにベル力持ち!)お城へ戻る。

怪我の治療をするのに、ドイツ版は普通に1回だけ痛がって治療して終わり。ブダ版は(特にSzilveszterさんは)治療は痛いから威嚇しまくり!で、ベルは傷を治療したあと、自分のスカートの裾の白い部分(リボン?)を引き裂いて包帯代わりにしてあげる!(いい人だ)
でも、怖い野獣に怒ったりして治療できるベルはスゴイ!

ドイツ版はこの後いきなりスープの場面。(これってブダ版ここに入ったっけ?)展開は同じ。
ベルがスプーンで飲むことを進めるがうまくいかず、二人共お味噌汁のようにスープを飲む。

ポット夫人がベルに着替えてくるように言い、その間に野獣はベルへのお礼が何がいいかみんなと相談する。

ベルがきれいなドレスで登場!目をつぶらせて、図書館に案内する。最初手を引かずに先に行ってしまう野獣をみんな怒る!
螺旋階段の中心が本棚(ブダ版は恐怖のゴンドラ!が本棚の設定:何故恐怖かって?それは過去の日記見てください)
アーサー王の本を朗読するベルと聞く野獣。ラブラブだね!

このラブラブを見て、家臣たちは大騒ぎ♪

本を読み終わった後、ベルが、もう一度夕食のやり直しを野獣に頼み、野獣は大喜び。もちろん家臣たちも大喜び♪

場面は変わって、ガストンがいかにベルと結婚できるか悪巧み中(笑)
で、悪徳?医師がいつもの居酒屋にやってくるんですが、これって彼から来るんですか?(呼び出してはいるけど・・・)。ブダ版は、レオフーと共に舟に乗って医師の所へ向かって、医師と一緒に戻ってくるって感じなんですが・・・。

晩餐のシーンは、ブダ版のほうがロマンチック!!あの不思議なテーブル!!(からくりを知っててもスゴイっていつも思う)二人のお姉さんがテーブルクロスだけを持って(端と端を持ってる)センターまで来て、そこで後ろ向きに歩き始めると、どんどん伸びる!そして端まで行って手を離すと長いテーブルが出来てる!(さっきまで何もなかったところに!)このシーンが凄く好きだけど、ドイツ版は普通のテーブルでした。
私の思い違いかもしれないけど、ブダ版はここでスープが出てくるはずなんだけどなぁ。違ったかなぁ。
ドイツ版は、カンパイしてその後、ポット夫人の歌と共にダンス。(ダンスシーンは同じ)

野獣はベルに幸せか聞く。幸せだけど、パパが心配と言うと、親切な野獣は外の世界が見える鏡を貸してあげる。(そういえば、鏡が全然違う!ドイツ版は透けてるガラスにバラの柄が入ってる!キレイ!。ブダ版は一見普通の手鏡。)
パパが病気なのに気づきショックを受けるベル。野獣は帰っていいとベルに言う。
ドイツ版はさっさとベル行ってしまうけど、ブダ版はメッチャしつこく(笑)何回も野獣が「ベル」「ベル」と言い、振り返るベルに「や、なんでもない、行け!」と言いつつもまた、「ベル!」とかいってる。しかも最後「行けーーーー!!」みたいに叫ぶ。こっちの方が野獣の心情がリアルに感じれて好き♪
家臣達が喜ぶのを横目に、彼女は帰ったと告げる。そして、歌う。(野獣の歌いいわぁ)

すばやく普段着?に着替えてパパの元に帰るベル。パパの元で歌うベル。

悪徳?医者がやってきてパパは病気だから病院に連れて行くと言い、連れ去ろうとする。
パパは病気じゃないとベルは必死に言うが、医者がパパに野獣のことを聞くとパパは野獣の見た目の話しをして頭がおかしい人だと思わせられる。
そこに、ガストン登場(笑)パパを助けたかったら嫁になれ!って(ゴーインだから嫌われるのに:笑)
ベルは、パパは変じゃないわよ!野獣は本当にいるんだから!と魔法の鏡に野獣を映してみんなに見せる。
ガストンは、ベルの心が野獣にあるのを見抜いてか、パパはどうでもいいから野獣を殺せ!とみんなに言う!野獣は子供をさらって殺す!と村人をあおってお城へ行く!(やっぱり、アンサンブルのシーン顔見知りがいないと淋しい・・・。)
ベルは、自分のせいだからってお城へ一人向かう。

お城へ村人が突入!
ここらは、基本は一緒です。ポット夫人の子供ってあんなに水(紅茶?)飛ばすもの?
野獣はお城が攻撃されてても無関心。

ガストンと野獣の戦い!野獣が一方的にやられてるのは同じだけど、ブダだと階段をゴロゴロ転がってくれて迫力あるのになぁ。
ガストンも普通にやられるだけであんな高い所から落ちたりしないし。
最後、ガストンの背後からの攻撃で刺される野獣。ガストンは後ろ側に落ちていくのは同じ。
でも、野獣が、バラのある部屋で倒れる!(ブダは野獣は手前センターに落ちる!)
ベルが、野獣を介抱するが虫の息・・・。
野獣は最後に会えてよかったという。死ぬ間際ベルが「愛してる!」っていうと、煙が出てくる!しかもベルそれに驚いてか逃げる!(めっちゃ不自然です!)バラの部屋が高い所にあって、ベルはわざわざ降りてセンターへ行く。煙の中で野獣が後ろへ行き野獣衣装脱いで戻ってくる。
これは、絶対ブダ版がいい!!!!ブダ版は、奇術?のような変身シーンだもん!
センターでベルに膝枕してもらってる野獣(←オイ!)。死んだ瞬間に真っ暗に!
で、野獣だけ(仰向けで)が浮かび上がり野獣の衣装が横から引っ張られるようにスポッ!スポッ!と脱げ、人間に戻った王子が銀橋へ降りてくる!(最初の位置と違う所に降りるし、ワイヤーの類も見えない!)このシーンは5回見てもどうやってるのか分からなかった!スゴイ!そして、王子に戻った瞬間のSzilveszterさんが無表情でステキ♪(あ、語りすぎた・・・)
ドイツ版は、煙のなかから、王子が出て来て、また下に降りて、ベルと喜びを分かち合う!見たいな感じ。

この後は基本一緒。
みんな人間に戻り、喜んでる所に王子とベルがやってくる。で、着替えにまた出てく。
その間に、リュミエールとハタキのお姉さんや、時計の人とタンスの人、ポット夫人と子供が再会する。
で、最後はハッピーエンドなパーティ!!
白のとってもキレイなドレスを着たベルと王子様が出て来て、歌っておしまい!!



こうして、比べてみると多分ドイツ版がノーマルと考えるとやっぱりハンガリー版変!!でも、大好き♪

ついでに、復習しようと日本から持ってきたMD(中には劇団四季の美女と野獣のCDと、ドイツ語のUWEの美女と野獣が入ってる)を聞きなおしてみた。
日本語版は、内容理解のためだけ・・・。相変わらず四季って四季喋りだと感じた。(ドイツやハンガリー版では思ったことないのに、喋り方だけで何故かジーザスクライストスーパースターを思い出しちゃった!どんな舞台の台詞も同じ感じに聞こえる・・・。)
ドイツ版は、UWE!!!!!!マキシム・ド・ヴィンターが歌ってる!って思っちゃいました♪相変わらずカッコいいです!
ハンガリー版CDないのかなぁ。(←締めの文句がソレ?)
by naonao_vagyok | 2007-05-28 04:19 | ドイツミュージカル
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