この作品は大きい劇場ではなく、横の元倉庫小屋らしいちいさなホールでの上演でした。
で、見る気は全然なくて予定にも入れていなかったんですが先月美女と野獣を見た後に出待ちしていたらこの作品に出ていた人(Dolhai)が出てきて、何で今日いるんだろう?練習?と思ったらこの作品に出ていたんです。そして、こんな作品もあるんだなぁと今日もをそそられ見れる日をチェックしたら、ウィーンから帰ってくる日しかなくてとりあえず予約をしようと思ってメールを入れると完売との悲しい返事。 でも、いつもキャンセルチケット出るしとりあえず早めに帰ってきて窓口のおばちゃんに聞いてみよう!と。(でも、よく考えるとこの劇場は100人くらいしか入らないのでキャンセル出るのか不安だった) しかし、キャンセルじゃないけど当日15分前から売り出す(らしい)隅っこの席を売ってもらうことが出来て無事見れました!! (ちゃんと昼間に窓口に行きおばちゃんにチケットあるか聞き無いけど15分前においでといわれて行ったらこの席を売ってもらえた。おばちゃんに顔を売っておくのも大事♪) でも、隅とはいえ小さい部屋なので全然問題ナシでした!しかも1000ft(700円)安い♪ キャスト Lili bárónő: Lukács Anita Illésházy László gróf: Dolhai Attila Malomszegi Báró: Jantyik Csaba Becsey, tiszttartó: Szolnoki Tibor Illésházy Agatha grófnő: Lehoczky Zsuzsa Illésházy Krisztina grófnő: Mednyánszky Ági Frédi: Szabó Dávid Clarisse művésznő: Szendy Szilvi Minden szerepben: Fila Balázs 話を予習してから行こうと思ったんですが、どこにも載ってなくて話も分からず観劇。 でも、この作品はすごく分かりやすくてとても面白かったです!!出来ればリピートしたいくらい!!(でも、不可能・・・) ストーリーとしては、多分ですが 伯爵Laszlo(Dolhai)が、たまたまホテル?のホールにいるときに男爵一行がやってくるんですが、なぜかここでDolhaiは召使の服を自分の上着と間違えて掴んでしまう。なので、男爵たちは彼を召使だと思う。 召使の服を着たDolhaiが引きつった感じで用事を頼まれてやってるのが爆笑モノです。 高い声で引きつった顔で「Igen」とか言ってるのを見ると笑えますよ!! そして男爵の娘と恋に落ちるけど、娘は召使と恋に落ちてしまっては・・・という感じ。でも、ハンカチをわざとおとして、いつDolhaiが拾ってくれるかウキウキしながら待つけど来ない。諦めようかと思ったときにDolhaiが走って拾いに来るシーンとか王道で面白いです。 でも、Dolhaiが伯爵だとばれてしまいなんでか男爵の娘は怒ってDolhaiを振ってしまう。(なんで?) ま、でも結局結ばれてハッピーエンドなんですが、最後いきなりハッピーエンドになる理由が分からないー!!Dolhaiではない正しい召使さんの一言で大爆笑が起きてそれでハッピーエンドになるんだけどなんで?? この爆笑シーン、キャストたちまで客の笑いに引き込まれて笑ってる!!近いから良く見えますよー!!で、キャストたちまで本気で笑ってるのでこっちも笑えてきて収集つかず。 サイドキャラとして、Davidがおかしい!!見た目もおかしいけど、キャラが際立っておかしい!!身体張ってるなぁって思います。(オペレッタの笑い担当の人って身体張ってますよね~。)でも、上手かった!普段遠い舞台で見てるのよりとてもよかったです。 男爵パパと、Dolhai伯爵のおばあさん?達との愛の駆け引き(爆)も楽しいです。 最初Dolhaiを狙ってる(と私が思ってる)クラリスという女性がいるんですが、Davidと最終的に仲良くなるんですが、Dolhaiが召使として働いてるのを見つけて色々言う所(多分男爵の娘に惚れてるのが分かって?)で、ケーキをDolhaiの顔にぶつけるんです!もちろん、彼の頬には生クリームが。すごいのが、そのケーキを彼女にぶつけ返して彼女も頬にクリームが。 で、そのクリームを舐めるのがおかしい!!舐め方が笑える!!あ~ダメだ。この笑いを伝える文が上手く書けない(>_<) Dolhaiが伯爵に戻ったけど、彼女と上手くいかなくてイライラしている時に、Becsey(このホテルの人?)がこんな服いりますか?と召使服を鏡の裏から取り出す!(おかしいって) もちろんDolhaiは喜んでその服に袖を通す。で、裏に消える。 ホールにいるDavidが召使を呼ぶと普通の召使が出て来るので用事を頼んで、他事をしているとDolhaiが飲み物を持って来てDavidは普通に「ありがとう」と貰ってDaolhaiが去った後で口に入れ「ん?あれ?」って振り返り(もちろんもういない)、口の中の飲み物をコップに戻す・・・(隠して出すけど、汚いって!!)。そしてもう一度召使を呼ぶと普通のほうが出てくる。 この召使も物凄く笑える。いきなり声を大きくしてDavidをびびらせたり(笑) 小さい劇場ならではの感じもあるし、作品自体もとっても気に入ったのでまたいつかリピートしたいです♪ それまでにマジャール語をもう少し分かるようにならなくては。
by naonao_vagyok
| 2007-12-25 02:46
| ハンガリーオペレッタ
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